4連休の最初の19日に、羽田空港が旅行する人で混雑しているTVニュースがありました。
成田空港はまだまだでしょうか。
このニュースをみて、私の感想は、
「えっ? 大丈夫なの?」
でした。
■私の周囲と、羽田空港の混雑の雰囲気が乖離しています
私の周囲の新型コロナの状況は、
いよいよ近くに新型コロナが流行してきて、
一時期よりも治まってきているけれども、
まだまだ、クラスター発生が大きな病院でもみられるし、中小病院でも感染者はいることが多い
という状況です。
羽田空港の混雑ぶりは、すっかりといってもいいほど、新型コロナを克服したというか管理できているみたい、という状況です。
どちらの感覚が正しいの?
羽田空港の混雑ぶりをみると、多くの人が同じように考えて、国内旅行しているということで、多くの人は私とは違った感覚です。
経験から考えると、理解の乖離があるときは、注意すべき時です。
■これから新型コロナウイルス感染症は増えるのか?
少なくとも、これから新型コロナ感染症は、今の対策のままなら少しは増えると思います。
感染リスクが高い場所がわかってきて、それに対する対策をとるようになってきているので、以前ほど増えない可能性は高いでしょう。
そうであっても、人の往来が増えると、その中に新型コロナに感染している人がいれば、食事の機会や話をする機会が増えるでしょうから。
■経済を考えつつ、感染管理をしていく必要はある
日本の今後を考えると経済をよくしないと、経済は先細りになるでしょう。
そのためには観光業や飲食は、日本を代表する文化を維持するうえで大切でしょうし、今の時点で観光関連の企業や飲食店が倒産してしまい、いったん少なくなれば、回復するのは時間がかかるかもしれません。
それに国に入ってくる税金が少なくなれば、国は貧しくなる一方。
経済が先細りとなれば、職を失い、生活苦で健康を害する人も出てくるでしょうし、精神的に大打撃を受けて病気になることもあると思います。
負の連鎖。
この先に感染を管理できるようなワクチンが開発されたりすればさらに管理しやすくなるのでしょうが、それまでも経済のことを考えつつ、感染管理する必要があるかな、と思います。
■ちょうど秋:出かけるにはいまがチャンス?!
通常はインフルエンザをはじめとした感染症がこれから増える時期です。
とすると、ようやく新型コロナが減ってきている時期というのは、旅行が好きな人や遠方に用事がある人にとっては、出かける大チャンスなのかもしれません。
今から、通常は感染症が増えてきますから、その前に、今のうちにという。
■新型コロナで変わってほしいこと
幸い、新型コロナを恐れてか、体調が悪い場合には、休むように職場で言われる文化が出てきています。
これは、今後、風邪をはじめ体調が悪い時には職場を休みやすい文化が出てきているのでとてもいいこと。
感染症でも無理して出勤して、さらに同僚に感染を広げてしまわないし。
でも、新型コロナに感染すると、まだまだ、周囲の職場やコミュニティからの視線が厳しい日本です。
いったん感染すると、自己責任の感覚がまだまだ強い。感染してしまった人が悪いという風潮です。
いくら政府がgo to travelのキャンペーンをして旅行を推奨しているといっても、それを利用して旅行して、新型コロナに感染した場合には、個々人が責められることが多いです。
この考え方は変わってほしいです。
むしろ、しっかり感染予防に注意していても感染してしまったときには、責められないような社会づくりが必要なだけなのかもしれないと思いました。
■最後に
感染症などの病気は、医療関係者の仕事に直結しているし、その分野が安定するかどうかについては、敏感になっているのかもしれません。そのため、まだまだ旅行は早いという感覚になっているだけなのかもしれません。
いずれにしても、このシルバーウィーク!
ゆっくりするにしても、しっかりアクティブに楽しむにしても、
人生は楽しい方がいいに決まっています。
このシルバーウィークに旅行するときには、「感染の予防に十分に注意」して、「しっかり楽しんで」ほしいと思います。
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