「何事も自分や自分たちのファンを作ることはとても大切」
仕事をしたり、やりたいことをするときに、目的を達成しやすくなるからです。
応援してくれるからです!
先日、車の修理をしたときに、決してメジャーではない系列会社のファンになりました!
なぜファンになったか?について、
そして、
マイノリティの立場でも、自分を応援したりファンになってくれる人をワクワクさせることができる!
と、私が思った、そんな出来事を紹介します。
■自動車事故にあい、車の修理費をしたときの話
先日、自動車事故にあいました。
後ろから車に追突されました!
幸い、相手にも私にもけがはなく、物損の軽い事故でした。
でも、車のバンパーは曲がって折れたため、取り換え修理が必要・・・。
はじめは、いつも車検を受けている車のディーラーに修理してもらう予定でした。
「自分のメーカーの車の修理だから、慣れてるでしょ。」「安心できる」という感覚です。
ところが、相手の保険会社の担当の人からは
「今回の事故では、こちらが100%修理費を出します!」
「提携している修理の会社がありますからそちらで如何ですか?」
「ディーラーで修理しても、下請けに回すことが多いですよ!」
(ディーラーに出しても余計にお金をとられるだけで、結局は下請け会社が修理しますよ)
と言われました。
「いつも車検してもらっているところが安心だけどな~」
「でも、修理費を全額出してもらうから、強く自分の希望を言うのも気が引けるな・・・」
と心の中で悩みつつ、修理の腕はわからないし、私の心が弱いのでしょう、
「それじゃ、お願いします!」
と、修理を相手の保険会社の提携しているところにお願いしました。
その保険会社の提携しているところは、ガソリンスタンドの系列の部門の会社で、車検や修理を扱っていました。
さて、
ディーラー vs ガソリンスタンドの系列会社
どう違うのでしょうか?
■過去のディーラーの修理の時の対応は、至極普通
数年前に修理することとなったときには、ディーラーにもっていきました。
車をディーラーのところに自分で持って行って、修理してもらって、取りに行きました。
代車を借りることができますが、「下請け会社の小さな年数の経った軽自動車」です。
まあ、私にとっては普通のよくある対応でした。
「代車を貸してもらうだけでありがたい」、ずっとそう思っていました。
■今回のガソリンスタンドの系列会社の対応は?
さて、今回は、ガソリンスタンドの系列会社の修理。どうでしょう???
・・・
違いは一目瞭然でした!
1. 車を取りに来てくれて、「私の車と同等の車」を代車として持ってきてくれた!
ディーラーでは古い軽自動車でしたから、そこでまず感動です!!
2. 途中経過も丁寧
途中経過の電話がありました。
「同じ色の部品がないため、違う色を取り寄せて、色を塗りなおしています」
「そのため時間がかかります」
「ナンバーの枠も変形していましたから取り替えました」
3. 修理した車を届けに来てくれた!
(あたりまえか・・・)
4. そして!!プラスアルファのサービスをしてくれた!
こんなことをまさかしてくれるとは思っていなかったので、びっくりです!
それは、
今までディーラーにお願いしても、「仕様です」と言われたドアバイザー(ドアの上についている雨除け)の剥がれかけ・・・。
今までは修理してもだめと言われたので放置していましたが、なんとも見た目に気になっていました。
それをしっかりと固定してくれました。
何もお願いしなくてもです!
更に・・・
車の中にある時計の時刻が長いこと20分位くるっていましたが、時刻も合わせてくれました!
自分で説明書をみればいいのでしょうが、面倒で放っておいたものです。
これまでディーラーで車検を受けても、時刻を合わせてくれることはありませんでした。
車検代には入っていませんから、当然とは思いますが、
何も言わなくてもここまでメンテナンスしてくれるのは、本当にすごいです!
ということで、ディーラーで修理じゃなくてもいいんじゃない?という対応。
もちろん、バンパーの修理も満足です。
■今回のことでわかったこと
プラスアルファの仕事を提供されると、お値段以上のお得な感覚+ありがたいという感謝の気持ちになりました!
これからも、何か修理が必要なときには、またお願いしたい!と思いました。
その後のリピート率が違うと思いました。
ということで、これからはディーラーの修理や車検でなくても、車検専門の店だったら大丈夫というか、安くてお得なのかもしれません。
大きな会社の安定・安心感はありますが、たとえ小さい会社であっても、ファンになりました。
こんな感じで小さい会社であっても、生き残っていく余地や手段はたくさんありそうなことがわかっていい経験になりました!
もし自分が、将来何か大きな事業に取り組むときは、小さいグループで挑戦で、マンパワーなど制限されることが多々あったとしても、きっと何かできることがあるのでしょうね。プラスアルファの精神で。
■さいごに
「寄らば大樹の陰」と、盲目的に大きな企業を信じるのではなく、広く選択肢を吟味する目を持つのは大切ですね。
プラスアルファの精神は、会社に限らず病院でも当てはまるはずです。
提供する側としては、過剰なサービスは、神経をすり減らすだけだと思いますが、適時のプラスアルファのサービスは、プラスアルファ以上の価値を簡単に生み出すと思います。
今回の件で、修理の1~2週ですっかりその系列会社のファンになりました。
自分自身に当てはめると、
自分が何かを提供するときには、この適度なプラスアルファを心がけたいと思います。
大きな会社や病院だからと安心して依頼・受診する人は多いと思います。
でも、大きな会社は、広く「普通に」対応していることが多いのでしょう。
その点、たとえ小さな会社や病院であっても、プラスアルファの適宜何かを加えると、ファンを獲得するチャンスがあるのではないかと思います。
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