読みやすい本であっという間に読んでしまいました。

職場を変えようとするときによく言われるのは、趣旨として、今の職場が嫌だから職場を変わるのでなく、何かをしたいから職場を変わるべきと、よく耳にします。

職場で働きにくい、上司との関係性が悪い、と今の職場が嫌になって辞めると、その次も同じようなことの繰り返しで、職場を転々とすることにつながりやすいそうです。周囲にもそのような人はいることはいますが、徐々に一つの職場に固定されて行っています。いいところを見つけたからか、それとも、このことに気づいたからかはわかりません。

それに、意外と、今いる職場のブランド性・信頼性に助けられている面はあると思います。人として信頼されているわけではなく、その職場で働いているから信頼されているという面。このことは、アルバイトで他の職場に行くと実感しますし、同僚も同じような発言をしていました。

大切なことは、自分のブランド性を高めるということなのかもしれません。どの職場に行っても通用するような実力。そしてそのためには、日々研鑽を積んで自分を高める必要があるんだろうなと思います。加えて、与えられた職場で日々研鑽を積むことでも、他の人が経験できない知識や体験をすることができるため、日々の経験を多く積んで、また一つ一つのことを文献や学術書で確認しながら確実なものにしていくことが大切なんだろうな、と思います。

この本を読んで、改めて、どの職場にいても、世界標準の知識で働くということを日々気に留めて働こうと思いました。