もう、かれこれ長いことかかりましたが、ようやく取り組んだ臨床研究の1つの論文がアクセプトされました。

 臨床研究についてあまり知らないところから、解析の方法を勉強しつつ、1から書いた論文の1つでした。最初に取り組んだ自分のテーマの臨床研究で、研究会や学会発表をしながら。そして、雑誌投稿して、rejectされ、他の雑誌に投稿。そして、延々と長い査読の期間を経てようやくですので、ホッとします。

 この期間を通じて、この臨床研究で学んだことは、査読の良し悪しです。査読を頼まれることもありますが、査読をする側にとっては、早く査読をすることがまず大切でしょうか。遅いとそれだけ雑誌に対する印象が低下します。そして、査読で大切だと思った点は、その研究をいかに面白くできるか、その方法を示唆してくれる査読はとてもありがたいです。自分が思いつかないような意義を自覚しますし、それを契機としてさらに解析することで非常に面白い、きれいな結果につながりました。